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2023年9月22日金曜日

プレゼント

 


月2でドイツ語レッスンを受けている生徒さん、
この日は岩沼まで来てくれました。
忙しい中も、いつも集中して、熱心✨
昨年、(5年ぶりくらいで?)突然メールをくれて、ドイツ語勉強したいと
言ってくれた時はびっくりしたし、すごく嬉しかったなぁ。
ご縁って不思議で、特別。
それからもう1年になるというけど…
でも、もっと前から会ってるような気もするねって話しました✨
今回、
遅くなったけど誕生日お祝いに、とケーキを買ってきてくれたのも
サプライズで、とっても嬉しかったです💕
人気のケーキ屋さんらしくて、
見た目もすごく可愛くて、お味も最高でした♪
そして、とっても温かい気持ちになりました。
ありがとう🌹

2023年1月9日月曜日

言葉たち




一昨日、在来線で移動中
走っている電車の窓から撮りました。
白石の辺り。
ハクチョウの群れに
ドキドキしながら。




今日も一日事務作業でした。
…明後日が実績報告の提出期限だけど、資料の整理を手伝ってくれている父は
絶対に明日中に出そうねと言い張っています。
父に、そこまでやらなくても良いと言っても、
頼まれたら、或いは引き受けたら、中途半端には出来ない性分で、
人にも手伝わせません。
勿論、私は私で分担作業をしており、
細かいチェックや書き足すことはまだあり、
睡眠時間はまた削らなきゃならなそうだけども、
見通しは立っています。


ずっとPCに向かっていると腰が痛くなりました。

そして時々は集中力が続かなくなり、ちょっとよそ見をしてしまいます。


随分昔、ドイツにいた頃、
落ち込んだり、色々な想いに耽ったりしていた時に
気に入った詩や言葉を書き留めていました。
その一部ではありますが、あるところにメモしてあったのをこちらに移します。

詩や言葉は、
自分のその時々の状態で心への響き方も変わってくるとは思いますが
また読み返してみたいと思うこともありますね。


Lieblingszitate

Willst du dir ein hübsch Leben zimmern,
Mußt dich um's Vergangne nicht bekümmern;
Das Wenigste muß dich verdrießen;
Mußt stets die Gegenwart genießen,
Besonders keinen Menschen hassen
Und die Zukunft Gott überlassen.
"Lebensregel (1815)" -Johann Wolfgang von Goethe


I got the blues thinking of the future, so I left off and made some marmalade. It's amazing how it cheers one up to shred oranges and scrub the floor.
David Herbert Richards Lawrence


Gesunder Menschenverstand: eigentlich nur eine Anhäufung von Vorurteilen, die man bis zum 18. Lebensjahr erworben hat.
Albert Einstein


Love does not consist in gazing at each other but in looking outward together in the same direction.
“Wind, Sand and Stars”
Antoine de Saint-Exupéry

Hugo von Hofmansthal(„der Rosenkavalier“)
...Leicht will ich’s machen dir und mir. Leicht muss man sein, mit leichtem Herz und leichten Händen halten und nehmen, halten und lassen...



Morgenstund' hat Gold im Mund
早起きは三文の徳



- 島田洋七『佐賀のがばいばあちゃん』より -

「暑い」「寒い」とうるさく言うな。夏は冬に感謝し、冬は夏に感謝しんしゃい。


人がこけたら笑え。自分がこけたらもっと笑え。人はみんな、滑稽だから。生きていることが面白い。なりふりかまうより、工夫してみろ。


世の中には、病気で死にたくない人がいっぱいおるのに、自殺なんて贅沢だ。


人に気づかれないのが本当の優しさ、本当の親切。


「ばあちゃん、英語なんかさっぱり分からん」
「じゃあ、答案用紙に『私は日本人です』って書いとけ」
「漢字も苦手で・・・」
「『僕はひらがなとカタカナで生きていきます』って書いとけ」
「歴史も嫌いでなあ」
「歴史もできんと。『過去にはこだわりません』って買いとけ」


人間は死ぬまで夢をもて。その夢が叶わなくても、しょせん夢だから。




*祝婚歌 吉野弘

二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと気付いているほうがいい
完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい
二人のうちどちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい
互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで
疑わしくなるほうがいい
正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気付いているほうがいい
立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には
色目を使わず
ゆったり ゆたかに
光を浴びているほうがいい
健康で 風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと 胸が熱くなる
そんな日があってもいい
そして
なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
二人にはわかるのであってほしい


2022年12月30日金曜日

「ヘンゼルとグレーテル」仙台での公演の様子を少し


2022年も残り僅か。

なんだか慌ただしいですが、

12月21日仙台での「ヘンゼルとグレーテル」公演の様子を

ストーリーの流れに沿って短くまとめてみました。


ご来場くださった皆さま、関係者の皆々様、本当にありがとうございました🌹

どうぞ良いお年をお迎えください。














オマケの独り言:

…動画できあがってから、

ちょっと長かったかな、とか

○○さんもうちょっと出してあげれば良かった、とか

正直、モヤモヤ感が止まりません(苦笑)。

私だって本当はもっと出してあげたかったんだよとか

(心の中での叫び・言い訳)


あと、やっぱり、生で聴くのが一番ですから。


でも、撮影・編集をお手伝いくださった阿部さんのお蔭でこんなにもまとまり、

やっぱり専門の方のスキルってすごいなぁと。

こんなに年末の最後まで働かせてしまいました。。

私はと言えば、今年は全く年末モードになれていませんが。

未だ事務処理が山のように。

終わるのだろうか…

いえ、その気になれば大丈夫、なはず!

2022年12月23日金曜日

ヘンゼルとグレーテル、無事終演。

公演会場の日立システムズホール仙台シアターホール入り口。
ここを以前から知っている人は決まって「青年文化ホール」って言うので、
いつも、どっちなんだろう…と思っています。

本番2時間前に、集合写真や舞台での確認の為、集まりました。

こちらも本番前の集合写真。場所を舞台からロビーに変えて。

本番直前、お弁当や事務的なことに回りきらず、
マーベラス・スタジオの相澤やよいさんに色々助けていただきました。
舞台では様々な微調整を舞台スタッフさんに
お世話になりました。
この写真は、やよいさんが撮ってくださったものです。
カーテンコールより。

メルヘンオペラ「ヘンゼルとグレーテル」公演🧙‍♀️12/21仙台にて。
無事終演いたしました✨

なんだかもう夢のような気もしてきました(笑)。

文化庁支援事業申請が何度目かでやっと通り、その後も様々な準備を重ねての公演。
実績報告等まだまだ仕事がありますが...
肝心の公演が成功に終わったこと、まずはホッとして嬉しいです😌

…正直自分が代表を務める企画がこんなに大規模になるとは最初思っておらず、全体・細部をなかなか見通せずいつも不安感がありました。
本当に多くの方の、お一人お一人のお力のお蔭で、舞台が実現しました。

演出家の真紀さんのエネルギッシュで温かいご指導の下みんなの気持ちがより一つになっていき、それが昨日の舞台にも生きたなぁと思います。
美しい衣裳、メイク、舞台道具、照明等、それら全てが魔法のように調和して、
音楽を通して会話をしているような感覚が心地良かったです。

嬉しいご感想も沢山。例えば:「初オペラだけどとても楽しめた」「日本語じゃないのに物語にすんなり入っていけた」「このオペラがますます好きに」
「ピアノとエレクトーンの効果が良かった」等々。

…ドイツ語という言葉の壁を越えてストーリーを味わって楽しんでいただけたり、
誰かの'初オペラ'として良い思い出になったとしたら何よりです✨

まだまだ書き足りませんが、

真紀さん、キャストの皆様、子ども達やご家族の皆様、
舞台監督工房はじめ舞台スタッフさん、関係者の皆々様、
ご来場くださった皆様、
お疲れ様でした🍀
心から、ありがとうございました💓

2021年12月24日金曜日

ヘンゼルとグレーテル 11/7 in 名取 ハイライト上演より

動画が完成しました。


 
Grüße💗 
mit Weihnachtsmärchen🧙‍♀️🎄⛄
(Ausschnitte aus der Vorstellung am7.11.2021) 

11/7名取市増田公民館「ヘンゼルとグレーテル・ハイライト上演」の様子から少し。

幅広い年齢層のお客様にお越しいただき、特に子供達の笑顔が印象的でした😚

2022年12月にはフルヴァージョンの公演を予定しています♪詳細は追ってお知らせいたします🧙‍♀️  
どうぞ、良い年末年始を🎄🎍
Schöne Festtage wünsche ich Euch…!

[出演]
ヘンゼル/鈴木真衣  Hänsel/Maï Suzuki
グレーテル/小野綾子  Gretel/Ayako Ono
ペーター/鈴木集   Peter/Tsudoi Suzuki
魔女/宮西一弘Knusperhexe/Kazuhiro Miyanishi 
朗読/上島奈津子 Erzählerin/Natsuko Kamijima
ピアノ/堀内由起子  Klavier/Yukiko Horiuchi

[後援]  仙台日独協会 人形劇場徹子のお家 クロワッサンの店仙台店  河北新報社 
[助成] (公財)仙台市市民文化事業団 
[協力]  マーベラス・スタジオ いま、遠くだからできること
[主催]  ヘンゼルとグレーテル実行委員会


※出演者のカメラを何台か設置してありましたが
撮影とかの専門的な知識ある人がおらず、
結果、動画を編集してくださったAさんにはご苦労お掛けしました🙇

2021年10月14日木曜日

メルヘンオペラ「ヘンゼルとグレーテル」ハイライト上演

 メルヘンオペラ「ヘンゼルとグレーテル」
ハイライト上演

 

11/3() 15時開演(14時開場) 「人形劇場 徹子のお家」にて 満席となりました

 

11/7() 15時開演(14時開場) 「名取市増田公民館」にて  まだお席がございます。

チケットはチラシ裏面のお問合せ先から、またプレイガイドでもお求めいただけます。

 

このメンバーでの共演が叶い、とても嬉しいです😊


グリム童話「ヘンゼルとグレーテル」をご存じの方は多いでしょう。

今回私たちがお届けするのはオペラ版です♪

沢山のシーンの中でも魅力的なシーンを抜粋で演奏しますが、

朗読と音楽のコンビネーションのスタイルにより

作品全体のストーリーの流れをお楽しみいただけます。



【出演者】

朗読:上島奈津子(俳優)

ヘンゼル:鈴木真衣(ソプラノ)

グレーテル:小野綾子(ソプラノ)

父・箒職人のペーター:鈴木集(バリトン)

魔女:宮西一弘(テノール)

ピアノ:堀内由起子(コレペティトア)



 

☆様々な演奏の舞台で活躍する4人の声楽家が

それぞれの登場人物を生き生きと演じ歌います。

☆俳優の上島奈津子さんの朗読は表情豊かで自在なので

ついつい聴き入ってしまいます。

☆その美しい原語ドイツ語の歌唱と響きも、分かりやすい字幕と映像で

味わっていただけると思います。

☆オーケストラの代わりにピアノ伴奏にて。

☆世界でも大人から子供まで愛されるこのオペラを

身近に感じてお楽しみいただけましたら幸いです。




 

~ このオペラが作曲されたきっかけ ~ 

 

作曲家E.フンパーディンクは妹のA.ヴェッテから「家族で楽しめる音楽劇の為に曲を書いて」と依頼を受けます。台本は妹が原作を元にしながらもかなり新しく書き変えられており、フンパーディンクもそれを気に入ったらしいです。

最初はそのようなきっかけでしたが、作曲家E.フンパーディンクはその後も更にその作品に深く取組み、とうとう劇場用の本格的なオペラが完成したのでした。

童謡を題材としているため「メルヘン・オペラ」と呼ばれ、作品中に散りばめられた懐かしくなるような民謡調のメロディに重厚なハーモニーが織り成すメルヘンの舞台は、今や世界中で幅広い世代に愛され、クリスマスシーズンに最も上演される事の多いオペラの一つです。






~ ドイツでの想い出など ~

 

私がドイツに住んでいた頃もよく、「子どもの頃に初めて連れていってもらったオペラが『ヘンゼルとグレーテル』だった」という話を聞きました。劇場でコレペティとして働いていた時、クリスマスが近くなると劇場によってはスケジュールに月に何度も「ヘンゼルとグレーテル」公演が予定される事も多く、そのうちの何度かは学校の生徒達の為の日だったり。

・・・今も思い出します。12月、空気が肌に痛い程の寒さの中、中央市場(マルクト)まで続く道にはクリスマス市の屋台がそれぞれ暖かい光を放ち、それがかえって心を温かく包んでくれるようでした。クリスマスのデコレーションやカード、様々なお菓子、キャンドル、手袋、様々な屋台が並ぶ中、家族連れも目立ち、長い事母国を離れていると時に少し淋しくなるような時期でもありました。劇場で公演がある日、ワクワクと期待を胸に沢山の人が劇場に足を運びます。恋人同士や、友人で、家族で、一人で。とてもお洒落に着飾っている人もいれば、大学の帰りにそのままジーパンとリュックでという人もいます。

ところで、あちらのクリスマスムードは日本とは大きく異なり、どちらかと言うと日本のお正月に似ている!と思ったものでした。ドイツではクリスマスやイースターは特に家族で落ち着いて過ごす時間を大事にし、クリスマスにおいてはよく「瞑想的な時間を」お過ごしくださいという呼びかけもされました。Ich wünsche Ihnen eine besinnliche Weihnachtszeitまさに、蝋燭の明かりや、身体をポカポカにしてくれるグリューヴァインGlühwein(ホットワイン)の似合う季節💓

オペラ「ヘンゼルとグレーテル」にはお菓子の家が出てきますが、

そこでは、クリスマスの代表的なお菓子の一つであるレープクーヘンLebkuchenなども歌われます。日本ではあまり見られないドイツ特有のお菓子だと思いますが、今ではとっても懐かしいです。。


2021年2月10日水曜日

ドイツ語レッスン

先月からドイツ語の生徒さんが一人増えました😊
今日は3回目🎶(月2回)。

新メンバーのTさんはオルガニストで、白河在住ですが、北は弘前まで大学で講師をされていたり、交流関係もヨーロッパ始め海外まで広いようで、そんな方とお近づきになれてちょっとドキドキ&ワクワクしています。年齢も近いようですし🎵オルガンの事も知らない事だらけなので、そんなお話も色々伺いたい🎵

今日は初めてTさんの白河教会の方でドイツ語レッスンでした。長い机に向かい合って座り、間にシールドも用意してありました。

ドイツ語も、やはり教えるということはすごく自分の勉強にもなりますね…。私は特に文法についてレッスンするときに、日本語での名称が分からない事が多く、まずは自分で読んで確認しています。あと、今まで意識しないで話していたような事柄を、説明しようと思った途端、これで良いのかと疑問を抱いたり不安になったり。

Tさんはさすが音楽家、耳やセンスが良くて発音にはあまり苦労されない様子で、思ったより早いペースで文法が進んでいる感じですが、次回は復習・応用等に時間を掛けようかと思っています🎵

ドイツ語レッスン後にはTさんのオルガンと私のピアノとで合わせて(初見大会)遊びました🎵とても楽しかったです🎵2人で弾ける何か良い曲を見つけたいです🎵

2020年6月30日火曜日

悲しい報せ

6月ももう終わりです。
1年の半分以上が矢のように過ぎてしまい、こんな事は初めてと感じています。

(仕事や行事が少ないと、こんなにも時間が経つのが早く感じられるものなのでしょうか…)



一週間前、ドイツの音大時代からの大切な友人の、あまりにも思いがけない訃報に、衝撃を受けました。

正直、今こうして書いていても、まだ事実を信じ切れていない自分がいます。

何かの悪い冗談でしょう? やめて、と思いました。

こんな時なので、コロナだったのか…?と思ったら、そうではなかったらしいのです。
亡くなる二日前に急に体調が悪くなり、病院に行ったけれど、原因不明でそのまま…。
…6月に入ってからも積極的に活動を続けていたというのに、です。

今も、最後に会ったときの記憶、一緒に過ごした時の感覚がよみがえってきます。

音楽、そして、たぐいまれなる語学の才能の持ち主で、
オープンで、人や文化に興味を抱いていて、
努力家であり、実行力があり、
そして、友人を思い遣る心に溢れていて、
常に笑顔が輝いていて、それでいて、とても自然体…
…そんな言葉が思い浮かぶ人。
人として、芸術家として、尊敬する人でした。

最後に会ったときは、私の完全帰国を目前に控えており、
その頃はお互いに忙しく飛び回っていて、特に友人は時間の制限もあったはずだけれど、
「日本に帰ることにした。会えないか。」と聞いた私に、
「それじゃ、会わなくちゃ!」とスケジュールを調整して時間を作ってくれて、
2016年の7月の数日間をミュンヘンで一緒に過ごすことが出来たのでした。

太陽の光が溢れるミュンヘンで、パートナー(やはり友人)と二人、にこやかに迎えてくれて、街を案内してくれたり、オペラハウスを見せてくれたり、Isarの川で泳いだり(私はゆったり見学)、音楽や仕事の話をしたり…

まさか、こんなに突然にお別れの時が来るなんて。
友人自身、想像していなかったに違いない、
そう思うと、胸が痛んでなりません。

次に会う時はノルウェーで会わないとだよ、と言っていました。
わたしも、うん、じゃあ会いに行くよ、と言ったと思います。

いつも、人生を豊かにしていく事に努力を絶やさない人だったのだと思います。
そして、どんなに忙しくても、友人や大切な人の為の時間を惜しまず、
私が落ち込んでいたときには、とても心配そうに、一緒に考えてくれたり、
また、親友の成功や幸せを自分の事のように嬉しそうに話してくれたり、
そんな姿ばかりが目に浮かんできます。

36歳。
これからやりたい事、夢に溢れていたでしょう。
そして、
残されたパートナ―やご家族の事を想うと、
どれほどの哀しみだろうかと気の毒で、言葉が見つかりません。

今回、初めて、Live-streamingでのお別れのセレモニーを体験しました。
ノルウェーのある教会にて。
私は予め参加を希望し、Youtubeから儀式の様子をじっと見守りました。


…世の中、「コロナ」という異例の状況の中。
ニュースで、「オンライン」葬儀というスタイルを初めて耳にした時は、
えっ、葬儀をオンラインで…と、大きな違和感を感じたのでした。
が、いざ、大切な人との最期のお別れの手段が限られていたら、オンラインでもこんなにも有難いのだと、実感しました。


セレモニーは、ノルウェー時間の午後の13時から、こちらの20時でした。
画面の向こう側は明るい日の光が満ちて、鳥のさえずりが響いていました。



…5月には、日本の恩師がコロナで亡くなったという、悲しい報せがありました…。
私が、歌の世界…特にドイツ・リートの世界の魅力に出会ったきっかけとなった先生でした。
今年の年賀状で「是非またお会いしたいです」と私が書くと、
「上京の際はお知らせください、お会いしましょう」とお返事を下さり、
それはそれは嬉しかったのでした。
少しだけ暖かくなるのを待ち、3月には…と思っていた矢先のコロナ騒ぎ。
こんなことになるのなら、冬のうちに行けば良かった、と本当に悔やまれてなりません。
コロナが恨めしく、様々な言葉にできない感情があります。。


そして、生と死について考えさせられています。



その後、音大でお世話になった、やはり彼を知る先生に、悲しい訃報をメールすると、
先生はもう既に知っておられて、そして、
少しでもあなたの慰めになるように…と、ある詩を送って下さいました。
ご自分でもとても好きな詩だそうです。
ミヒャエル・エンデの詩です。


Das Lied von der Anderwelt

Es gibt einen See in der Anderwelt,
darin sind alle Tränen vereint,
die irgend jemand hätt` weinen sollen
und hat sie nicht geweint.

Es gibt ein Tal in der Anderwelt,
da geh`n die Gelächter um,
die irgend jemand hätt` lachen sollen
und blieb stattdessen stumm.

Es gibt ein Haus in der Anderwelt,
da wohnen wie Kinder beinand`
Gedanken, die wir hätten denken sollen
und waren`s nicht imstand.

Und Blumen blüh`n in der Anderwelt,
die sind aus der Liebe gemacht,
die wir uns hätten geben sollen
und haben`s nicht vollbracht.

Und kommen wir einst in die Anderwelt,
viel Dunkles wird sonnenklar,
denn alles wartet dort auf uns,
was hier nicht möglich war.

Michael Ende, 1929-1995


(日本語にも訳してみました。↓ ニュアンスなど、もっと上手に表現できるかも知れませんし、また手直しするかも知れません無断転載はどうかご遠慮ください。または、ご一報ください。)


あちらの世界の歌

あちらの世界の ある湖には 
全ての涙が集められている。
どこかの誰かが泣くはずだったのに 
泣かなかった時の涙が。

あちらの世界の ある谷には 笑い声が届く。
どこかの誰かが笑うはずだったのに 
黙っていた時の笑い声が。

あちらの世界の ある家には 
まるで子供同士のように 
思考がなかよく暮らしている。
私たちが考えるべきだったのに、
できなかった時の思考が。

あちらの世界に咲く花は 愛でできている、
私たちが交わすべきだったのに 
成し遂げられなかった愛で。

そして いつか 
私たちがあちらの世界に来ると
暗かった多くのものは 太陽のように明るくなる。
なぜなら、そこでは 
私たちを待っているのだから、            
ここでは叶わなかった全てが。

詩: Michael Ende ミヒャエル・エンデ 1929-1995
訳: 堀内由起子