2022年10月19日水曜日

白河中央公民館セミナー


写真は白河駅から見た小峰城。
急に紅葉🍁が鮮やかになってきました。

今日と先週は白河中央公民館のレディースセミナーにて、
音楽鑑賞教室として、演奏とお話をしてきました。






普段はオペラや歌曲の伴奏、たまに器楽とのアンサンブル…というのが主で、
正直、ソロを弾く機会も(練習)時間も殆ど無いです。

オペラの公演に向けて稽古中だと稽古だけでも相当な時間だし、分厚いヴォーカルスコアをちゃんと練習しておきたいと思っても、他の仕事も平行して生活していると、それにもなかなか時間が取れない現状。

ピアニスト、ピアノ奏者、と一言で言っても、
その人によって傾向は様々だと思う。

(勿論、中には、何でも来い的な方もいらっしゃって、すごいなぁと思います…)

でも、ある時から、
そうか、ソロをちゃんと弾ける事も大事だ!
と実感しました。
それまでは、オペラなら、伴奏なら、しっくり来るんだけど…って
感じていた部分があったのでしたが、
当たり前ですが、
ソロをもちゃんと弾けるということは
アンサンブルで良い音楽を作っていけるという事だなぁ、と。
歌の伴奏だって、前奏や後奏、間奏や合いの手のような部分だってあるし。

…ただ、自分は一緒に作っていく音楽に特に魅力や楽しさを感じる、ということ。

特に日本に帰国後は、隙間時間ではありますが、
以前よりもソロ曲を練習するようになりました。
本番でそれを披露する事はごく少ないけれど、
心を静かに落ち着けてソロ曲に取り組む時間が
以前よりずっと楽しく、自分にとって贅沢な時間になりました。

それは勿論、ピアノの生徒さんに指導する際に役に立っているし、
必要不可欠だと思っています。

そんな自分に舞い込んだ
公民館のレディースセミナー音楽鑑賞教室
のお話でした。

自分にこなせるかな、とちょっと悩んだのですが、
トークも織り混ぜたり、やり易いようにどうぞ
と言っていただき、
それなら…とお引き受けしたのでした。

結局、ここ数ヵ月の忙しさで
当初、これ弾こうかな、これも…と思ってた
何曲もあきらめることになったりもしたけど…

自由にどうぞ、という事だったので
ホームコンサートみたいなイメージでリラックスしていただこうと想い描きながら、
ミニ解説を挟みながら演奏。
途中、こんな歌もありますよ、と弾き歌いで紹介したりも(笑)。
最後に少し、コレペティってこんな仕事です、というお話も
させていただきました。

ホールとは違って、すぐ側で、
皆様が耳を傾けてくださっているのは
伝わってきました。
終わった後お声をお掛けくださった方からも温かい言葉もいただき…
なんとか届いたかなぁ…と
ちょっとホッとしたところです。

色々足りないところも
コツコツ磨きながらも
自分が良いと思う音楽が聴いてくださる方の心にも届いたり、
何かを感じていただけたらなと思っています。

貴重な機会をいただき、感謝です。
自分なりのスタイルで参加者の皆様との時間を共有できましたのも、
公民館の斎藤さんのご協力のお陰でした。
ありがとうございました。
今後とも頑張ります。








公民館の斉藤さんには打ち合わせ・段取りですっかりお世話になったのに留まらず、
後々、お写真や皆様のアンケートまで!お送りいただきました!
感激です…とても貴重な記念になります✨💕


 

2022年10月18日火曜日

最近特に慌ただしく、昨日起こったことをあれは今日だった?とか、明日は何だっけ?、
というような現象がよく起こっている。

写真の花束はAさん門下の発表会の伴奏をしたらいただいた。
写真では残念ながら上手く伝わらないけどすごく可愛らしい。

発表会はヘンゼルとグレーテルの稽古前、つまり午前中しか時間が取れなくて、
朝の8時40分にAさんが車で迎えに来てくれて、
会場設営できるや否や全員と合わせをし、10時半には会がスタート。

実は、前日から体調の異変。これか更年期…とほぼ確信(恐らくですが)。
母や、その辺りの年齢の方からも症状を聞いていたので。

この朝も、6時には目覚めていたのにそのせいですっかり調子を崩し、
予定していた楽譜の整理やウォーミングアップも出来ないまま出掛けるしかなかった。

発表会では皆さま、前回の合わせの時よりも立派に歌われていました。
継続するだけでも素晴らしいけれど、
本番で演奏できるよう準備し、コンディション整えて演奏する事自体特別だと
私も思うので、皆さんエラいな素敵だな✨と感じながら。

私も何とか役目を果たせたかなーと思う一方で、
あの部分は、あの楽譜は…
という思い残しもあり反省…💦

夕方にその日の予定を終えてそのまま白河へ向かうつもりだったけれど、
無理せず翌朝に出発することに。