岩沼みんなでうたう第九の会公演を終えた翌日は、12/12に予定している腹腔鏡手術(S腸結腸癌除去)を決行できるかどうかチェックする為でもあるCT検査(肺、胃)でした。他に持病が見つかったりすると手術に関わってくることもあるそうです。結果、予定通り手術することになりました。
12/10昼から入院。
当初は2-3週間の入院になるだろうと知らされていたので、3週間に足りるだけの着替え等を準備しました。地味に大変だったのが、持ち物に名前を書くことでした(笑)。新しく用意した下着一つ一つにもマジックで書きましたが、ここで気付いたのが、黒い下着には書けない!(書いても見えない!)で、荷造りで必死だった中でも苦笑しました。...まぁ、全て終わった今になって振り返ると、実際にはそこまで下着の名前が重要だったとは思えませんでしたが...。入院の前日、なるべく荷物がコンパクトになるよう荷造りを頑張ったけれど、衣類やタオルなど重ばるものが多いのもあって、やっぱりスマートには行かず。出掛ける直前まで部屋の掃除・片付けもあり、大荷物を抱え、バタバタとタクシーに乗って岩沼駅へ。なんとかギリギリの電車に乗れて、仙台駅からまたタクシーに乗って病院へ。予定時刻に間に合って、やれやれでした。
結論から書くと、入院は思ったよりも短期間となり、術後の経過も良く、12/22の夕方には病院を後にすることができました(計13日間の入院)。入院した日から毎日、病院の先生、看護師さん方には本当にお世話になりました🙏🌹1月も終わりとなる今、身体はほぼ普通に近い状態になったと感じています。普通に近い、と書いたのは、腸の働きに関してはまだ幾らか通常と違う/お腹の傷がちょっぴり突っ張る感じ、痒いこともある...そのくらいです。
手術の直前のこと、全身麻酔から目が覚めた時のこと、今も思い出します。術後しばらくはウトウトしてもすぐ目が覚めてしまったり、痛み止めの薬で吐き気を催したり、変な夢ばかり見たり.....とにかく夜が長くて長くて。手術の翌日には看護師さんに優しく励まされながら、怖いけどリハビリしましょうと促され、点滴スタンドと看護師さんに体を支えられながらヨロヨロ立ち上がり、そして数歩だけ歩きました。看護師さんに、皆が出来ることじゃないですよと褒められたのはとても嬉しかった!腹腔鏡手術のお腹の傷はかなり長いこと、寝返りしたり咳払いをすると強烈に痛かったけれど、ある時から急に、あっ楽になってきた!回復に向かってる!と感じたのは喜びでした。手術から1週間程してとうとう身体から管が全部取れた時、シャワー浴びて良いですよと言われた時も、嬉しかった。病院での毎日は非常に規則正しくて、朝6時に検温等、傷のチェック、8時に朝食、9時過ぎに回診、12時に昼食、18時に夕食、21時に消灯。合間合間に看護師さんが傷のチェックや検温・血圧測定してくださり、主治医の先生も回診以外でもほぼ毎日、朝と夕方に様子を聞きに来てくださって。術後の過程でまだ安定しなくて不安だった時も、いつも守られてると感じ、有難いことでした。看護師さんからは、少しでも動いた方が回復に繋がる(勿論、お腹の傷に負担を掛けてはいけないけれど)と言われていたので、自分で少しずつ工夫をして、歩いたり、軽い体操を取り入れたりしていました。白河から心配して来てくれた両親には申し訳ない気持ちでいっぱいでした...。手術前後の数日間は岩沼の我が家に泊まって、そこから仙台まで来てくれました。慣れない部屋で大丈夫かととても気掛かりでしたが、意外と居心地が良いよ、とのことでホッ。
入院中は、あとになって振り返れるよう、健康チェックの為も考え、その日その日の気付きをノートに書き留めていました。もしかしたら(?)またそこからこちらに載せるかも知れません...。
思えば、手術することが決まってから、何をしていてもどこかに不安があり、落ち着かない気持ちでした。周りには、大病や大きな手術を経験されてる方も多くいらして、ちょっと話すと、大丈夫大丈夫と言ってくださったりで、ありがたいのですが、でも、不安なものは不安なのでした。情けないですが、励ましてくださる方に、そうですね、ありがとう、と答えることも段々と苦しくなることもあり、そんな自分も嫌でした。余計なご心配を掛けない為にという意味でも、最後には、出来るだけ話題にしないことにしようと思いました。
術後は、結果的には順調に回復できた方で、中にはそうでない人もいる中、自分はラッキーだったとつくづく感じています。S状結腸癌は固有筋層までに留まっていて(その層を超えるとステージ2になる)、腸を20cm程と周りのリンパ節を切り、腸をまた縫合する手術だったそうです。術後は毎日、一日に何度も、縫合不全や合併症の兆候が無いか、検温等やお腹のドレーンの状態をチェックがあり、術後の経過の重要さをひしひしと実感しました。決して当たり前に回復できたとは思っていません。どんなに医学が進んでいると言っても、手術はとても繊細で技術を要するもの。病院でお世話になった皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。
書き出すと、やっぱり長くなってしまいました。また書き足すかも知れませんが...。
そんなこんなで、以前にも増して、当たり前に出来ていることや、沢山の方々に支えていただいた時間や助けていただいた体に感謝し、日々/今を大切に、丁寧に過ごせたらと感じています。



































