ここのところ、ポカポカの陽気🌞になったかと思うと雨降り☂、という繰り返しが続いた。
ふと気が付くと、もうすぐ5月も終わり。
なんということ…。😨
コロナ騒ぎになってからの変化としては、
まず、合唱や歌の団体と組む仕事がパタリと無くなった。😞
中止、または来年への延期…。今も連絡待ち…。
感染防止の為には電車での移動がダメだし(もとより仕事が無いし)一人暮らし用の岩沼宅🏠には全く行く事が無くなった。
3月の始めから白河の両親宅に留まっている。
…4月に1度だけ、コロナ状況がまだ当分長引きそうだと、岩沼の部屋を見に行ってきた。1時間少しピアノ🎹を弾き、部屋を整理し、4~5時間くらい。最低限必要な物やゴミを持ち帰った。郵便受けが既にパンパンになっていた。
当然毎月の家賃は払い続けているし、新しい部屋の為にせっかく用意したグランドピアノを弾けないのはとても悲しい。お隣近所や岩沼の友人と交流できないのも淋しい。母は、部屋は換気が必要だから心配だ、と言っているし、私もそう思う。もうじき、もしかしたらマスク、除菌😷の完全感染防止体制にて部屋を見てくるくらいは出来るだろうか…。
…それにしても、緊急事態宣言解除後の感染の増加が非常に不安。
団体との仕事と並んで、個人・グループレッスンも、一部を除いて休みになった。
岩沼でのレッスンは無理だし、そうでなくとも、来て下さる側も、来ていただく側も複雑な心情。
見えないウイルスにもしも感染していたら?と思うと…。
そんな中、ごく一握りだが、オンラインレッスン🎦を始めた。
ピアノの個人レッスンとドイツ語個人レッスン。
主にスカイプにて。
…ドイツで生活していた頃からスカイプは使っていたけれど、大体はビデオ通話としてよりは電話📞としてだった。ある時、春先に外を歩きながら母と電話をしていたら、Amselアムゼル(クロウタドリ)のさえずりが電話📞の向こうにもとても良く聞こえたらしく、母があら…!と言った。アムゼルの声が日本にまで届いたことが嬉しく感じられた。
…3・11の地震の時には、東京の兄にはすぐ電話が通じて無事を確認できたが、白河の両親には何度掛けても繋がらなかった。兄から両親について、無事で怪我なども無いようだ、と聞いても、声を聞くまでは安心できず、とうとうスカイプで呼びかけたところ繋がって話すことができた。
ここのところはすっかりご無沙汰のスカイプだったが、また復活、というところ。
ドイツ語のオンラインレッスンは、コロナで状況が変わったのがキッカケでお声を掛けていただいてのスタート。勉強熱心なIさんは、既に語学学校もドイツ語圏での旅行も経験されている。私も、ドイツから帰国後も感覚を忘れないように、ドイツ語のニュース等をなるべく聞いたり読んだりしてきたが、定期的に指導するようになってからドイツ語に向き合う時間も増えて、それに関しては嬉しい。
ピアノのオンラインレッスンに関しては、恐らく多くの方が始めておられ、それぞれにご意見がおありだと思う。
私としては、まず、「オンラインでやってみませんか?まずは一度お試ししてみませんか?」という私の誘いに快く応じて下さり、慣れないビデオ通信やその為のセッティングにも積極的な姿勢でお付き合い下さっている生徒さんに、大きな感謝の気持ちを抱かずにはおれません…。
実際にオンラインでやってみて感じる事は色々。
勿論、音質が悪い、時間のズレがある等、やり難い事は多々ある。- 相手には思ったタイミングで伝えられないので、例えば、生徒さんの演奏を途中で遮ってアドヴァイスする事なども躊躇われる。普段の何倍も、無駄の無いように話す事を心掛けたりするのは、自分にとっては勉強になっているとは感じる、けれど、画面の向こうにどれだけ伝わっているだろう、という不安もある。そして、ついつい、聞き取りやすいようにとの想いから、声を張り上げ気味になっている自分に気付く…。それから、テクニック上の見本を示す際に画面を通じて見せるのはなかなか難しい…。
等々、色々あるけれど、生徒さんから「毎日練習する習慣が出来ました」と言っていただいたり、定期的に取り組むことで、音楽の感覚やお互いの交流を保てること等、やはり得るものは大きいとも感じています。
一方で、オンラインでレッスンする為にはその為の最低限の環境も必要だし、誰にでも求められるものではないとも思う。機械を通じてのレッスンに拒否感を抱く人がいるのも理解できる。結局、対面レッスンが一番なのは言うまでもないけれど、全くやらないよりは、または、やりようによっては、ありがたい手段だと思う。