2020年5月30日土曜日

最近。オンラインレッスンなど。





ここのところ、ポカポカの陽気🌞になったかと思うと雨降り☂、という繰り返しが続いた。
ふと気が付くと、もうすぐ5月も終わり。
なんということ…。😨

コロナ騒ぎになってからの変化としては、

まず、合唱や歌の団体と組む仕事がパタリと無くなった。😞

中止、または来年への延期…。今も連絡待ち…。

感染防止の為には電車での移動がダメだし(もとより仕事が無いし)一人暮らし用の岩沼宅🏠には全く行く事が無くなった。
3月の始めから白河の両親宅に留まっている。
…4月に1度だけ、コロナ状況がまだ当分長引きそうだと、岩沼の部屋を見に行ってきた。1時間少しピアノ🎹を弾き、部屋を整理し、4~5時間くらい。最低限必要な物やゴミを持ち帰った。郵便受けが既にパンパンになっていた。
当然毎月の家賃は払い続けているし、新しい部屋の為にせっかく用意したグランドピアノを弾けないのはとても悲しい。お隣近所や岩沼の友人と交流できないのも淋しい。母は、部屋は換気が必要だから心配だ、と言っているし、私もそう思う。もうじき、もしかしたらマスク、除菌😷の完全感染防止体制にて部屋を見てくるくらいは出来るだろうか…。


…それにしても、緊急事態宣言解除後の感染の増加が非常に不安。


団体との仕事と並んで、個人・グループレッスンも、一部を除いて休みになった。
岩沼でのレッスンは無理だし、そうでなくとも、来て下さる側も、来ていただく側も複雑な心情。
見えないウイルスにもしも感染していたら?と思うと…。


そんな中、ごく一握りだが、オンラインレッスン🎦を始めた。

ピアノの個人レッスンドイツ語個人レッスン
主にスカイプにて。


…ドイツで生活していた頃からスカイプは使っていたけれど、大体はビデオ通話としてよりは電話📞としてだった。ある時、春先に外を歩きながら母と電話をしていたら、Amselアムゼル(クロウタドリ)のさえずりが電話📞の向こうにもとても良く聞こえたらしく、母があら…!と言った。アムゼルの声が日本にまで届いたことが嬉しく感じられた。
…3・11の地震の時には、東京の兄にはすぐ電話が通じて無事を確認できたが、白河の両親には何度掛けても繋がらなかった。兄から両親について、無事で怪我なども無いようだ、と聞いても、声を聞くまでは安心できず、とうとうスカイプで呼びかけたところ繋がって話すことができた。

ここのところはすっかりご無沙汰のスカイプだったが、また復活、というところ。


ドイツ語のオンラインレッスンは、コロナで状況が変わったのがキッカケでお声を掛けていただいてのスタート。勉強熱心なIさんは、既に語学学校もドイツ語圏での旅行も経験されている。私も、ドイツから帰国後も感覚を忘れないように、ドイツ語のニュース等をなるべく聞いたり読んだりしてきたが、定期的に指導するようになってからドイツ語に向き合う時間も増えて、それに関しては嬉しい。


ピアノのオンラインレッスンに関しては、恐らく多くの方が始めておられ、それぞれにご意見がおありだと思う。

私としては、まず、「オンラインでやってみませんか?まずは一度お試ししてみませんか?」という私の誘いに快く応じて下さり、慣れないビデオ通信やその為のセッティングにも積極的な姿勢でお付き合い下さっている生徒さんに、大きな感謝の気持ちを抱かずにはおれません…。

実際にオンラインでやってみて感じる事は色々。
勿論、音質が悪い、時間のズレがある等、やり難い事は多々ある。- 相手には思ったタイミングで伝えられないので、例えば、生徒さんの演奏を途中で遮ってアドヴァイスする事なども躊躇われる。普段の何倍も、無駄の無いように話す事を心掛けたりするのは、自分にとっては勉強になっているとは感じる、けれど、画面の向こうにどれだけ伝わっているだろう、という不安もある。そして、ついつい、聞き取りやすいようにとの想いから、声を張り上げ気味になっている自分に気付く…。それから、テクニック上の見本を示す際に画面を通じて見せるのはなかなか難しい…。
等々、色々あるけれど、生徒さんから「毎日練習する習慣が出来ました」と言っていただいたり、定期的に取り組むことで、音楽の感覚やお互いの交流を保てること等、やはり得るものは大きいとも感じています。

一方で、オンラインでレッスンする為にはその為の最低限の環境も必要だし、誰にでも求められるものではないとも思う。機械を通じてのレッスンに拒否感を抱く人がいるのも理解できる。結局、対面レッスンが一番なのは言うまでもないけれど、全くやらないよりは、または、やりようによっては、ありがたい手段だと思う。

2020年5月29日金曜日

シジュウカラ日記



このところ白河宅ではシジュウカラ(四十雀)の観察に夢中。

父が、4月の半ばに庭に巣箱を設置。
父曰く、巣箱を固定している段階でもうシジュウカラが興味を持って見に来ていたと!?(本当か!?…以前にも数回、庭でシジュウカラが巣立ったのだ、と自慢げな父)
本当に目を付けていたのか、巣箱を設置してすぐ、シジュウカラが巣箱を覗きに来ました!
巣箱の入り口を嘴でコツコツしたり。
そのうちに、おが屑のようなものを運んでくるようになったり。

シジュウカラの姿を見るたびドキドキ。

小さくて華憐なシジュウカラ。
体重は11g~20gくらいしかないらしい(お料理で、大匙一杯くらい…)。
丸い黒い瞳。全体にグレーの羽だけれど、首の後ろ側には薄い緑色も入っている。
頭には黒いベレー帽を被っているよう。
ほっぺは真っ白、そして真っ白の首からお腹に掛けては縦に黒いネクタイのような筋がある。オスはその幅が太く、雌のは細い。

ところが、しばらくすると急に静まり返って、あまり姿が見えなくなった時期があった。
あ~、気が変わっちゃったのかな…と、淋しく思っていたのですが…
ある日の夕方18時過ぎに庭にふっと現れ!…そして、おもむろに巣箱に!
えっ!と思い、30分近く眺めていました😅(暇人…)
結局、暗くなってもそのまま出てこなかったので、夜に巣箱を寝ぐらにしている可能性あり!と。(どうやらシジュウカラは、巣箱を巣とする以外にも、夜の間の寝床として使う場合もあるそうだ)

その後も数日、ほとんど動きが見えなかったのだけれど、ある朝から急に、2羽(つがい)で巣箱を行き来するのを見るようになり!(それに気付いた時には興奮しました😍!)

…結論からして、静かだった時期は、卵を産んだり温めたりしていたのでしょう。

今や、シジュウカラ夫婦は代わる代わる飛び回っています。
大きな毛虫をブラーンとくわえて飛んできたり、巣から雛の白いフンをくわえて出てきたり、🚀ロケットのような勢いで行き来しています。
親鳥が巣箱に入ると、雛のピーピーという細い声が外にまで聞こえてくるようになりました。生命の営みを目の当たりにするのは実に感動します。

雛のフンと言っても、本当に真っ白で、天気の良いには遠目にもピカピカ光って見える。なんでもシジュウカラは、フンを外に運び出す事で巣を綺麗に保ち、匂いで天敵に見つけられないようにする為もあるのだとか。(全部、ネットで読みかじった情報ですが)フンも、巣からある程度離れたところまで運ぶとか。

最近、スズメが巣箱に興味を持ってしまったようで度々やってきては、とうとう巣箱の穴を覗いたりしていました。
そんな時のシジュウカラはけたたましく叫びます。
チ!シャカシャカシャカシャカ!!(あっち行け!…と聞こえる😅)

スズメはシジュウカラより身体が一回り大きいのです。
巣箱を作る際、シジュウカラの為としては巣穴の直径を27~28mmまでにする事とありました。それ以上だと、スズメやヤマガラが入ってきてしまう事になるのだそうです。
巣穴のサイズは27.5~28mmに調整してあるはずですが、時に、スズメが乱暴に、雛をくわえて外に引っ張りだしてしまう事もあるとか…。
シジュウカラにとってはスズメは天敵なのだと知りました。
元々、スズメも可愛くて好きな私ですが、シジュウカラの家族を邪魔するような事はして欲しくないです。

今ではすっかり、シジュウカラの鳴き声を聞き取れるようになりました。笑
シジュウカラは、何種類もの鳴き声を場合に応じて使い分けるので有名な鳥なのだと知りました。
つがいの間でもお互いに合図をし合っている様子。雨の日も風の日も餌を運び、雛を守る健気さに、すっかり胸を打たれています。

雛が巣立つまでもう数日くらいだと思います。
カラスやスズメや…自然界は厳しく天敵だらけだけれど、
どうかどうか、元気に生きていって欲しいと、今から祈るような想いです。

2020年5月25日月曜日

歯医者さんへ。

午後、歯医者さんへ。

問題の箇所をチェックし、消毒した(と思われる)。😓
先週は痛みが酷くて相当辛かったが😭、処方された薬をのみ、腫れもようやく引き、解放された感じ。
とにかく、その歯でウッカリ噛むと電撃のような痛みが走り、歯茎も歯もどくどくと疼いて、まともに食べられない、考えることもできなくなる、夜も眠れない…という類のものだった。
今年に入ってから複数回そういう痛みがあり、歯医者さんには、もしかして身体の調子悪い?と聞かれた。
自分では健康体だと思っていたけれど、そう言われてみると、これまで無理やストレスが無かった訳では無いし、ちょくちょく深夜に寝ることもあったし、、あとは、歳…?😭
そう言えば、ドイツにいる頃からも、体が弱りぎみの時に歯にも症状が表れる傾向があったかも知れない、と思い当たる…。(ドイツでも何回か歯医者さんにお世話になった経験あり😓)とにかく、痛みにはホトホト参ったので、これから歯磨きはもっと念入りにし、そして、なるべく不摂生もしないよう気をつけようと思う。

ところで、私のお世話になっている歯科医院も、4月頃からコロナで様子が変わった。
まず、受付には透明のシートが張られ、除菌液も置かれ、そして、毎回、熱を測ったかと聞かれるようになった。私が「すみません、測ってません…」と答えると、小型の四角い体温計を額にピッと向け、一瞬で測ってくれる。こんな便利な体温計があるのだ、と知った。
そして、普段は診療室と待合室の間のドアは閉まっていたが、今は開け放たれており、待合室の窓も空いている。最初の頃は、コロナ対策かぁと、ちょっと新鮮に(?)感じたものだったが、何回か行くうち、すっかり慣れてしまっている。待合室では患者さんは99%皆マスクをしている。歯科の先生方も皆マスクと帽子、更に顔を覆う透明シートも着用されている。

この日は、診察を終えて会計を待つ短い時間に隣合わせたご年配の穏やかそうな女性と目が合って、「痛いのですか?」と話しかけられた。「痛かったのですが、だいぶん落ち着きました」と私。女性は「これから眼科にも行くんです、忙しくて。」と笑って言うので、「そういう日もありますよね~。でも専門の先生に診ていただけると安心ですよね。自分の体の事なのに、よく分からないから。(笑)」「そうそう(笑)」
そんな他愛も無い会話だったけれど、ほんわか。
会話って大事だなぁ…などと思ったり。
それだけ、外の人との会話に飢えているのかも知れない。

写真は庭の芍薬(シャクヤク)。
最近、庭のシジュウカラに刺激を与えたくない為、庭をあまり歩かなくなった(苦笑)。いつもならもっと花の写真を次々撮っているところだが、遠慮してしまっている。芍薬の花も気が付くと咲いていて、慌てて写真に収めたところ。
父は、庭の草がボウボウになってきた、と言っている。

庭の芍薬(シャクヤク)

2020年5月18日月曜日

シジュウカラ、誕生?! 苺のショートケーキ




庭の巣箱で、シジュウカラの卵🐣が孵ったらしい。
巣箱の中を覗くわけにもいかないし、あくまでも状況判断だけれど。


最近、シジュウカラの姿を見かけても一羽で行動している事が殆どのようだったけれど、
今日になって急に、2羽で交互に飛び回っている。


巣穴🏠から飛び立つ時はまるでロケット🚀のよう。
実にすばしっこい。大忙し。




このところ母が、「イチゴ🍓と生クリームのショートケーキ🍰を長いこと作っていなかったけど、食べたいな、作ろうかな」と呟いていた。
午後、いい匂いがしていたので台所に見に行くと、ちょうど台になる部分が焼き上がるところだった。
わたしも作業に加わって、生クリームを混ぜたり、苺を切ったり。
苺を並べる作業は母と一緒に。

苺と生クリームのショートケーキはやはり特別感があるね、と3人(両親とわたし)で食べた。
手作りは味が優しい。

誰かの誕生日🎂みたいだね、とわたし。
父が、小鳥の誕生日かな?と言ったので笑った。
確かに、誕生日🎵

…ケーキの半分は出来立てのうちに、残りの半分は夕食のあとに、
なんと、一日で完食してしまった(笑)。


夕食後、冷蔵庫に冷やしてあったケーキは、出来立てよりも味が馴染んでシットリ、
更に美味しくなったように感じられました。



・コロナ給付金の事や、家賃の事や、気になっている。

・ノートパソコン💻を、父に見てもらう。←オンライン・レッスンにも使うし、作業も色々溜まっているから、パソコンの状態改善。

・新しい楽譜🎼の譜読みを始めた。






2020年5月8日金曜日

突然の悲しいお別れ

https://www.fnn.jp/articles/-/39994

後を追うように…3姉妹を襲った新型コロナウイルス

大切な妹たちとの突然の別れ…

末 利光さん:
「この電話がお兄ちゃんとの最後の電話になるかもしれない」と。そういう形で死んでいくのは、もうかわいそうでね、かわいそうでね…

新型コロナウイルスによって命を奪われたのは、声楽家として活躍した末 芳枝さん(83)と79歳の妹。

残された兄の末 利光さん(87)が、この病へのやりきれない思いと闘病生活の最後に交わしたやり取りをFNNのカメラに明かした。

末 利光さん:
うちは(姉妹)3人全部、コロナにかかりまして。かなり重症なコロナに一発でかかりまして…

4月、東京都内で姉妹同士穏やかに暮らしていた3人が新型コロナウイルスに感染し、2人の妹が命を落とした。90歳の姉は、今も闘病中だ。

末 利光さん:
一番下が死んだのが4月23日。そして芳枝が亡くなったのは、一番下の妹が亡くなってからわずか4日で後を追いました

79歳の下の妹の死からわずか4日後、後を追うように息を引き取った末 芳枝さん(83)。声楽家として活躍し、日本声楽発声学会の会長を務めたこともある人物だ。

末 利光さん:
自分の演奏会が中心ですけれども、大学や個人的な指導をするために…芳枝はとても元気だったんです

火葬に立ち会えず 遺品にも触れられない

コンサートなども開催し、最近まで元気に過ごしていた芳枝さん。最初に異変に見舞われたのは一番下の妹だった。

末 利光さん:
下の妹から「何か気持ち悪い」と言って。病院に寄ると、そのまま退院できなくなってしまう。芳枝も同じように「ちょっと変」だと言って…

下の妹から芳枝さんへ、そして90歳の姉へ。感染はあっという間に広がったとみられる。

最後の会話となった電話でのやり取りで、芳枝さんはこんな話をしたという。

末 利光さん:
「私は人工呼吸器は嫌だ」と。「一生鍛えてきた歌手としての喉がある。喉だけは、一生歌って歌い続けた証拠を残したい」と言いましたね

歌い手としての人生を全うした芳枝さん。火葬に立ち会うことはできず、利光さんのもとに戻ってきたのは、下の妹の携帯電話や財布などの身の回り品だけだった。感染の恐れから箱に密封され、1カ月は開けないように言われているという。

末 利光さん:
悪い病気ですね…うん。先手先手と何でも手を打たないと…怖いですね

(「Live News it!」5月7日放送分より)

2020年5月2日土曜日

森林公園へ

世の中も、ニュースも、コロナ一色。
緊急事態宣言が4月7日に7都道府県に発令、4月16日からは更に全国に拡大されました。

そんな中で、移動は殆どできないけれど、閉じこもっているのも辛い、外へ出たい…という事で、人通りの少ない広い場所ならと、午後、両親と白河の森林公園へ散歩へ行きました。

実は、話にはよく聞いていたけれど、ちゃんと行ったのは初めてでした!
(この先が森林公園だよ、と入り口まで連れてこられたことはあった)

何歩か足を進めるうちにも、空気がさぁっと変わり、背の高い、うっそうとした木々に包まれた道はドイツの森を思い出されました。

ドイツには森が身近に、あちこちにあり、散歩の習慣もあるのですが、その感覚が急によみがえってくるようでした。

こんなにすぐ近くで大きく聴くのは初めて、というような鶯の声や、何の鳥か分からないけれど様々な鳥のさえずりが響き渡っていました。

連休中という事もあるでしょう、ほんの少し、子供を連れた家族もいましたが、人通りはかなり少なかったです。ジョギングをしている人もいました。

空気や景色、鳥のさえずりをゆっくり味わいながら、南湖神社が見えるところまで進み、Uターンしました。森林公園全体はかなり広いのでしょう、ほんの一部を散策しただけでしたが、最高の気分転換になりました。こんな素晴らしいところと知っていたら、もっと早く来れば良かったな、と思ったくらい。是非また近いうちに訪れたいです。



何の虫だろう…。道の真ん中を歩いていたので、踏まれないように端に寄せました。直径1.5cm近くはあったか、結構大きかったです。
色々な道が続いており、その先を見たい、行ってみたい、とワクワクします。今日のところは欲張らず。
母が、ゼンマイかな、と。自然に生えているのを見るのは嬉しい。