2022年6月7日火曜日

雨。合唱。

相馬に向かう電車の中です。

昨日、そして昨晩も、雨がひっきりなしに降り続けていました。

昨日は久々に一日岩沼の日でしたが、主に事務的な仕事が多くありました。

郵便局へ、傘をさして歩いて向かいました。
気温が急激に下がったので冬もののジャンバーを羽織り、そして、
長靴などの用意が無かったので、冬の雪靴を引っ張り出してきて履きました。
水溜まりだらけの道をピョンピョン跳ねながら歩いていると、
なんだか子どもに戻った気がして、ふっと笑いたくなりました。

今朝は岩沼の童謡クラブの合唱指導サポートにピンチヒッターで入りましたが、
選曲に童謡の「雨降り」(あめあめふれふれ)があり、まさにピッタリだなぁと思いました。
2年か2年半ぶりの再会でしたが、皆さんお変わりなく、とても朗らかな時間。
時だけが過ぎたようで不思議でした。

午後は相馬の合唱団の指導に向かいます。
雨が相当降ったので電車がちゃんと走っているか心配でしたが、大丈夫なようです。
さて、今日はどんな時間になるでしょうか。


あめあめふれふれ、こんな歌詞だったのですね。。


作詞:北原白秋
作曲:中山晋平

あめあめ ふれふれ かあさんが
じゃのめで おむかえ うれしいな
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン

かけましょ かばんを かあさんの
あとから ゆこゆこ かねがなる
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン

あらあら あのこは ずぶぬれだ
やなぎの ねかたで ないている
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン

かあさん ぼくのを かしましょか
きみきみ このかさ さしたまえ
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン

ぼくなら いいんだ かあさんの
おおきな じゃのめに はいってく
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン


…その後、相馬にも行ってきました。
9月の始めに合唱祭に参加する事が正式に決まり、、
時間が限られていたりと、色々課題は山積みですが(!)、
前向きに考えて、合唱団が今後、より盛り上っていけたらと思います。

在来線で移動していると、駅で停車している間に外から聴こえてくるカエルの合唱が微笑ましいです。



相馬の合唱団の9月の発表の場は「小高」だと聞きました。


実は、路線図を改めて眺めていて…
ああ、この辺は3・11の時とその後、津波に原発に…どんなにか大変だったろうと
いう想いがふつふつ湧き上がってきて仕方がなかった。
当時、わたしはドイツにいて、遠方から想うことしかできなかった。
今、福島や宮城の人と接する日常が当たり前になり、
そんな中、地元の人同士では、あの時はね~ と皆よく会話していて、
そんな話を私もじっと聞いたりするけれど、
もしかして何か間違った事を口にしてしまったらどうしよう、
という気持ちになる事もある。

こうして、私がこちらで音楽を通じて色々な方と出逢ったり繋がったり、
ご縁って本当に不思議。
今、皆さんに出逢えた事がとても嬉しく、
一緒に音楽に向かう時間を大切に、みんなで過ごしていけたらな、と思う。

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