2022年5月31日火曜日

悲しい報せ



1週間程前、
ドイツで長い間お世話になった大家さん夫婦の旦那さん(ウーヴェ)のお誕生日祝いに、「おめでとう!今日はみんなでお祝いかな。」といったメッセージを送ったのですが、
とても淋しい返事が返ってきました。
ウーヴェのお父さんがついこの間亡くなられたとの事でした…。
驚きと悲しさと、でもどこかでまだ実感が沸かない気持ちと…
なんとも入り混じっていました。
悲しんでいるウーヴェやモニカの姿が浮かんできて、また悲しくなりました。
そして、こういった際のメールは正直慣れていない為、
失礼な事を書いてはいけないと思い、色々調べたりしてから、
お悔やみのカードに短い言葉をしたためました。

ウーヴェのお父さんはとても穏やかで、口数はどちらかと言うと少ない方でしたが、
私と会うといつも柔らかくニッコリしてくれて、
私はと言うと、勿論挨拶はしたけれど、
かなりシャイで口下手だったので、あまり思うように話せなかった。
でも、優しい笑顔が嬉しくて、今もそれを思い出すことや、
今、とても辛い時だと思うけれど、
心から、あなたに力と慰めがありますようにと願ってる、
そんな事などを書きました。

そして、いざ出そうと郵便局窓口へ、、
ところが、今、飛行機の数がとても少ないので
いつ、あちらに到着するか分からないというのでした。

一瞬、どうしようかと考えましたが、
用意したカードはそのまま郵送し、
帰宅後、メールに勿忘草の写真を入れてカード風にし、
更に短い言葉を添えて送りました。

その日のうちにもモニカからメールで
「一緒に想ってくれて、ありがとう。
ウーヴェのお父さんは4年間は一緒にここで生活することができた。
彼がいなくなって淋しい。」
とありました。

本当に、
淋しいです。


この写真を送ったわけではないですが。
勿忘草、青い色が心に沁み入るような花だなと思います。

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