2017年11月13日月曜日

ドイツ歌曲の世界 - 谷口伸さんと




バリトンの谷口伸さんと、白河文化交流館コミネス小ホールにて共演✨

伸さんとは10年位前にドイツのゲルリッツ劇場で同僚でした。
まだ音大を終えて間もない頃で、何もかもが新鮮そのものでした。ゲルリッツはポーランドとの国境がある、小さいけれど美しい街です。
ゲルリッツ劇場ではじめに携わった演目は「こうもり(ヨハン・シュトラウス)」。ピアノ稽古で、舞台上でファルケを歌い演じる(踊る)伸さんと合わせたのが初対面でした。

演奏会に、伸さんの友人の村山岳さんが来てくれて、「初めまして」でしたが、一緒に写真も撮りました↑(笑)。

前日と当日にしか合わせる時間が無かったにしては、ちょっと思い切った内容だったかも知れない(?)けれど、シューベルト、シューマン、ヴォルフ、マーラーと、変化に富んだ贅沢なプログラムを伸さんと演奏出来た事、本当に嬉しかった。
演奏面の反省はあったけれど、とても楽しんで音楽できたので良かった!
このコンサートでは解説は全て伸さんにお任せでしたが、それはもう流暢なトークで、ふっと笑ってしまいそうなくらい(笑)。(伸さん、トーク好きなんだなぁと)
伸さんのこだわりで、歌曲の対訳をプログラムには載せず、字幕として準備してきてくれたものをスクリーンに流しましたが、あとで感想を聞いたところ、「意味が分かって歌を味わえて良かった、感動した」と大好評でした。(歌詞がその瞬間で分からないとドイツ歌曲の魅力が伝わりきらず残念…)
素晴らしい歌と美声にインスピレーションをいただき、多くの面で大変勉強になりました✨

今後も頑張ろう。
伸さんとも、また機会があったらなぁ…。

ご来場下さった皆様方、舞台裏でサポートして下さった皆様、両親にも感謝の想いです。
ありがとうございました。