公演中は私はお客様に背を向けて演奏している状態でしたが、場面が進む毎に会場の空気がほぐれるのが感じられ、時折笑い声も聞こえ、エンディングでは包み込むような温かい拍手が。小さな子供達の満面の笑顔が印象的でした。
カーテンコールのあと、一言?ご挨拶させていただきましたが、一瞬、込み上げてくるものがあり、こらえました😚
思えば、フンパーディンク没後100年の今年はやるぞと決心したものの、試行錯誤、そして、この方向で良いのだろうかと悩んだ時期もありました。そんな中も付いてきて励ましてくださったメンバーの皆さん(朗読:上島奈津子さん、ヘンゼル:鈴木真衣さん、グレーテル:小野綾子さん、父ペーター:鈴木集さん、魔女:宮西一弘さん)には本当に感謝してもしきれません。演技に関しては意見を交わしながらも各々が考え(気が付けばノリノリ)、舞台の使い方～細部にまで改良を重ね皆で作り上げてきました。
11/3は、泉「人形劇場 徹子のお家」会場をお借りして第一回目の公演でした。プロジェクター操作担当に朝香さんも加わって下さり、ようやく全体のイメージが一体になったと感じられて。予想を超えてお客様の皆々様から｢すごく楽しめた｣といった感想が寄せられたのは嬉しい驚きでした。
…喜びを噛み締めたのも束の間、さて次の公演会場では 舞台の使い方は?照明は?と次々と課題が山積み。前日リハ～当日にマーベラスの相澤やよいさんはじめ皆様、急遽照明操作に梅内さんもサポートに加わってくださり、GPで初めて完成した舞台の形となったと言えるでしょう。
私にとって'初めて'ばかりの今回、創り出す喜びと苦しみの中で多くを学ばせていただきました。さぁ来年の完全版｢ヘンゼルとグレーテル｣に向けて✨気持ちを新たに勉強していきたいと思います。
皆さまこれからもどうぞよろしくお願いします🌹
※出演者全員でPCR検査を受け、陰性の結果を確認した上で公演に臨みました。
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